NPO法人 快適な排尿をめざす全国ネットの会

「快適な排尿をめざすセミナー
~間歇導尿指導認定セミナー 初級~ 」
参加のご案内

間歇導尿(CIC)の指導は、各施設で独自の方法で行っていることが多いのが現状です。また、患者さまからの手技上の質問にどう対応するべきか医療職側で迷ったり、毎月必要なカテーテルなどを患者さまに渡すだけで、継続的なCICの関わりが薄れている場合も少なくないと思われます。そこで、正しい方法で長く継続できる、CICの方法を確立することが必要となります。CICの指導を行なうときは、医療職が自信を持って関わり、患者さんのQOLの向上に向け柔軟に対応していくことが望まれます。
今回、CIC指導の基本的な知識を習得し、正しい知識のもとで自信を持って指導が行えるようにすることを目的とし、CICに関するセミナーを企画しました。また、CIC指導を通し、各施設の多職種で連携を行い、CICの正しい指導法を確立し、知識の普及やケアの充実を図ることを目指しています。

概要

日時:
2022年6月4日(土) 9:50~17:40
2022年6月5日(日) 9:15~12:50
場所:
京都府医師会館 トレーニングセンター 講義室501号
京都市中京区西ノ京東栂尾町6
(JR・地下鉄東西線「二条」駅東ロータリー南隣)
TEL:075-354-6711
参加対象者:
主に医師、看護師、OT、PT、排尿機能検査士などの医療職
定員:
30名
申込方法:
下記の参加申込書をダウンロード、ご記入の上、メールにてお申し込みください。
申し込み締切:
5月20日(金)
参加費:
30,000円(認定書料込)
参加申込書:
参加申込先:
〒604-8172 京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町599 CUBEOIKE 6階
NPO快適な排尿をめざす全国ネットの会
TEL:075-257-8120 FAX:075-257-8260 E-mail:shokyu8124gmail.com

※今回、一部オンラインによる講義を実施します。また、コロナウィルスの感染状況により、 急遽延期・中止、プログラムの一部変更となる場合もございますので、ご了承ください。

スケジュール(1日目)

9:50~10:00

開会のご挨拶

10:00~10:50

「CICの基礎知識、CICの適応となる疾患」

講師 杉野 善雄 先生(姫路医療センター 泌尿器科 医師、NPO理事)

  • 下部尿路解剖生理
  • 下部尿路障害の診断 CIC導入にいたるまで
10:50~11:20

「CIC指導時の心構え」

講師 永坂 和子 氏(岐阜保健大学 大学院看護学研究科/看護学部看護学科 准教授)

  • 指導するときの配慮と心構え
  • 指導時の注意事項
  • 継続していくための指導方法
11:30~12:00

「導尿の実際」

講師 田中 悦子 氏(看護師、NPO理事)

  • 男性の場合、女性の場合
  • 手洗い・消毒
12:00~12:30

「自己導尿物品の選択・実施と評価」

講師 山口 昌子 氏(看護師、NPO理事)

  • カテーテルの選択
  • 生活指導
  • 実施と評価
12:30~13:30
休憩(途中、出展企業様によるプレゼンテーションを行います)
13:30~14:20

「CICの基礎知識、~導尿回数をどのように決定するか?~」

講師 小澤 秀夫 先生(水島中央病院 泌尿器科 部長)

  • 自己導尿の回数をどのように決めていくのか
  • 排尿日誌
  • 時間的配分
  • アセスメント(排尿障害、適応、CIC指導時のアセスメント、1時的か?永久的か?)
  • CIC中止のポイント、考えられるトラブルと対応方法
14:20~15:00

「自己導尿と作業療法士との関わり」

講師 細川 雄平 氏(平成リハビリテーション専門学校 作業療法学科専任教員)

  • OTの役割
  • CIC動作のポイント
  • 時間的配分
  • CICを継続するための条件
15:10~16:40

ワークショップ
「自己導尿についての医療、看護、介護現場で、問題点とどうアプローチしていくか?どう対応していくか?」

・デモ器を使用しての指導や導尿体験
CIC現場では排泄に関する問題に対し、現場だけしかわからないことや職種によって連携が取れていない状態です。どんな問題点があるのか一緒に考えていきましょう。「どうすれば快適な排尿にむすびつけていけるのか」、問題とその対策について検討し、発表します。

16:50~17:40

「法律と費用について」

講師 井上 亘 先生(井上医院 院長)

  • 法律(家族に出来、介護士に出来ない理由)
  • 費用について(保険点数について)

スケジュール(2日目)

9:15~10:30

ワークショップ

前日に引き続いておこないます。

10:30~11:15

発表、ディスカッション

11:30~12:00

テスト

12:00~12:30

ワークショップ グループ別成績発表

12:30~12:50

まとめ、アンケート提出