セミナー・ワークショップ/介護セミナー
第5回「快適な排尿をめざすセミナー」を開催しました。
日時: 2006年9月24日(日) 13:30〜16:30
場所: ぱ・る・るプラザ京都
- 1.「立つことが排尿自立の第一歩」
- 社会福祉法人 松稲会 アップリケア 理学療法士 介護支援専門員
小澤和夫
- 2.「体験学習:実際の介助動作を身につけよう」
- 日本コンチネンス協会 看護師 山口昌子
- まとめ
- 京都市立病院泌尿器科 医師 上田朋宏
内容
1.「立つことが排尿自立の第一歩」
排泄に必要な機能
移動、脱衣、便器へのアプローチ、着衣、移動といった機能が重要になってきます。
立位・移動能力
座位以上の基本的動作、すなわち立ち上がり動作が重要になってきます。
転倒について
転倒の主なリスクファクターとして、身体的疾患、薬物、加齢変化、物的環境(室内段差や滑りやすい床等)などが挙げられます。簡易式転倒チェックシートや転倒チェックリストについてもご紹介いただきました。
転倒の既往
過去1年間に転倒の経験がある方は、再び転倒する危険性が高くなります。転倒により、転倒不安を感じたり、転倒後症候群(自信喪失や歩行時の不安などにより、日常の活動性が低下したり、活動範囲の制限を生じやすくなる)になることもあります。
転倒防止の運動や下肢筋力増強の運動の紹介
下肢筋力増強の運動を参加者にも実際体験してもらいました。ほんのわずかな運動で、はっきりと変化が見られます。
下肢筋力を増強して防げる尿失禁のタイプ
切迫性尿失禁(突然尿がしたくなってがまんできなくなり、トイレに間に合わずに漏れてしまう)、機能性尿失禁(認知症とか、骨折などによる移動障害で尿が漏れる)を防ぐことができます。
アルツハイマー病について
日本国内でアルツハイマー病を発症している人数は、神戸市の人口と同じくらいです。そのように考えるとかなりの数ですね。アルツハイマーの初初期では、女性ではセンスや感覚の変化として、男性では能率面の変化として現れることが多くなります。例えば、料理が得意な方が突然味付けが悪くなり、おしゃれな方がセンスが悪くなるなどといったことです。その他嗅覚の機能低下や原因不明の体重減少などが初初期症状と思われる徴候です。今後は早期発見・早期治療に力を注いでいかなければならないでしょう
2.「体験学習:実際の介助動作を身につけよう」
実際の介助動作を体験してもらいました。
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スライディングシートやベルトなどを使用すると、介護者を楽に動かせる。
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バスタオルを使っての移動。
ただし、介護する側は楽だが、介護される側はしんどいことが多い。
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ベッドをボタンで上げ下げする。
寝ている側にとってはかなりきつい。
体験者は
しんどいので、頭をあげてしまうことがしばしばだ。 |
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このように手や足などに圧ぬきをしてあげると、介護者はかなり楽になれる。 |
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トイレへの移乗(ベルト等を使用)
※実際に使用するトイレは、横の手摺がはずせるもの |
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